十勝新津製麺 中村屋 かけそば[しょうゆ] らーめんの最終型

winos2007-01-01

トッピングはネギ、細切り揚げニンニク片のみの素ラーメン。しかし「混ざり立て風味再現法 "液体五種別封"」とのことで4種類もの液体スープと調味油の計5つを入れて作るという大変凝ったモノ。しかも麺の柔らかさ加減の調理目安を示す表までパッケージに書かれている徹底ぶり。オススメであるところの、スープを入れるタイミング1分30秒〜、かき混ぜて調味油と乾燥具材を入れる2分45秒〜、召し上がり時間3分00秒コースを選択。麺の歯応え、シコシコ感が際立っている。自慢の氷結乾燥ノンフライ麺のポテンシャルが充分に引き出されている。この麺を生かすには具材やスープなどで変にこねくり回すよりこのシンプルさが良いと思った。麺に絡んでくるスープは見た目に濃い色なのでしょっぱいかな思ったが意外にあっさりめ。スープ単体だと少々濁った味を感じる。魚系ダシの味だろうか?仄かな柚子の風味、鷹の爪によるピリッと感、後味にはガーリックが利いている。
パッケージ裏面には中村屋店主中村栄利による『カップラーメンを愛する人へ』と題する熱い思いが綴られている。概ね同感出来る内容となっている。転載することもやぶさかではないが、是非実際に商品を手に取り食べてみて読んで欲しいと思う。